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第151回 株式会社フォーブス 代表取締役社長 松崎充宏氏
update 10/07/13
株式会社フォーブス
松崎充宏氏
株式会社フォーブス 代表取締役社長 松崎充宏氏
生年月日 1968年6月 兵庫県西宮市生まれ。
プロフィール 姉と妹の3人兄弟の長男。父親はサラリーマン、母親は郵便局に勤めており、いわゆる中流家庭に育つ。幼いころから勉強ができる子で、中学受験には失敗するも、全国有数の進学校である灘高校に合格。そして東大へ進むというエリートコースを歩む。大学時代はテニスサークルに入り、飲食とは無縁の家庭教師やテニスのインストラクター等のアルバイトをしていた。周りの反対を振り切り、不動産事業を行なう中小企業へ就職し、その後、「ホテルウィングインターナショナル」を運営する株式会社フォーブスの代表取締役に就任。現在、東京を中心に、13店舗を展開している。
主な業態 「ホテルウィングインターナショナル」
企業HP http://www.hotelwing.co.jp/

灘高から東大へ進学した男が選んだのは、中小企業。

「大手企業の小さい歯車にはなりたくない」。このような、最近で言う“ベンチャー思考”を持った学生は、確かに数多く存在する。しかし、大手企業に入れるほどの経歴がない自分への“自己擁護”として、この言葉を使用している人も少なくはないだろう。そんな中、株式会社フォーブス 代表取締役 松崎が語る「小さな歯車にはなりたくなかった」には、納得せざるを得ない。進学校として有名な灘高校から東大へという、誰もがうらやむエリートコースを歩んだ上に、当時の就職市場はいわゆる買い手市場。学生側が就職したい会社を選べる時代であったからだ。大手企業もいくつか受けてみたものの、結局彼が選んだ就職先は、決して知名度があるとは言えない不動産会社。「珍しく親からも反対されましたし、その会社の先輩からも『なんでウチを選んだの?』とよく聞かれましたね(笑)」と松崎は語るが、無理もない話である。ところが、この選択が結果的に、現在の松崎に至るキッカケとなる。

ホテル事業を開始。そして、突然の社長抜擢。

松崎氏が入社した不動産会社は、土地の仕入れから開発・販売を事業として行なっていた。しかし、バブルの崩壊により徐々に衰退。一方、活路を見出そうと始めたホテルの開発事業は、不況の影響を受けることもなく、順調に推移していた。そして平成元年、同社が開発したホテルやレストラン等の運営を行なう新法人を設立することとなった。これが、現在松崎が代表を務める株式会社フォーブスの前身、株式会社ウィングインターナショナルである。平成3年に入社した松崎氏は、不動産営業を数年経験したのち、この会社に出向することとなった。転機となったのは、平成12年。当時7つのホテルを展開していた株式会社ウィングインターナショナルは、いよいよ経営が厳しくなってきた不動産会社との資本関係を切り、新たなスタートを切ることになった。そこで誕生したのが、株式会社フォーブス。そして、その代表に抜擢されたのが、当時32歳の松崎であった。しかし、彼の当時の役職は、主任。そう。彼よりキャリアのある人は数多くいたのだ。では、なぜ松崎だったのか。本人は「なんででしょうね?」と濁すが、まさにその部分。つまり、おごり高ぶらない人間性を買われたのではないだろうかと推測する。というのも、上述の誇るべき学歴についても、彼はあまりオープンにしたがらない。おそらく、口には出さないが、誰もが認めるだけの努力や結果を残していたのであろう。さて、そんな松崎とともに新たな船出をきった株式会社フォーブスは、初年度に18億円の売上を記録。利益も予想を大きく上回るなど、順調なスタートを見せた。

セントラルキッチンは持たない。各現場のオリジナリティで勝負。

では、肝心の飲食についてはどんな考えを持っているのだろうか。松崎はこう語る。「美味しい食事、美味しいお酒が飲めるビジネスホテルは、意外と少ないんです。それこそ、当社が飲食事業としてもホテルとしても差別化したいポイントのひとつです」と。洋食が主体だったホテル内レストランを、すべて和食に切り替えたのも、そんな背景から。宿泊客だけでなく、周辺にお勤めのサラリーマンにも足を運んでもらえるお店にするために、全国各地の地酒を取りそろえた和食創作料理店をつくったのだ。それが、「美食酒家<ゆめぜん>」や「夢酒<ムッシュ>」「レストランバー<W>」といった業態である。驚くべきは、チェーンとして展開しているにもかかわらず、セントラルキッチンを持たないという点。「ファミリーレストランのように、“どこに行っても同じ味”というのは、非常に安心感があることだと思います。でも、作り手が違えば味も違ってくるのが、料理。『同じ料理を頼んだのに、前に食べた時と微妙に味が違う』ということもありますが、逆にそれを楽しんでもらえる点が私たちのオリジナリティだと思っています」。続けて、こう語る。「だからこそ、どの店舗も高いこだわりを持って料理を作っています。新メニュー開発に関しても、効率やスピードは二の次。妥協せず、何度も何度も試食を重ね、納得できる完成品を導きだす。そんなスタンスで臨んでいます。その甲斐もあって、『食事のおいしいホテル』という評判が少しずつクチコミで浸透し始めているんです」。

あわてず、状況を見定めたうえで、目指すは全国進出。

一見、順風満帆にも映る経歴を持つ松崎だが、約4年前。函館でのホテル立ち上げ時にはかなり苦労したという。「まず立ち上げ自体も久しぶりのことでしたし、それまでは元々あったホテルを譲り受けて『ホテルウィングインターナショナル』としてOPENすることが多かった。だから、多少は以前のホテルの恩恵を受けることもあったんです。でも、函館は本当にゼロからの立ち上げ。そのため、各専門業者さんとの折衝や、その土地にあったプラン・イベントはないか、どうやってお客様に認知してもらうか、を考えていく作業はずいぶん大変でしたね。何しろ、初めての経験でしたから」。しかし、今となってはこの経験が、会社としても一経営者としても大きな財産となっている、とも語る松崎。現在の目標は、各主要都市に進出し、『食泊ホテル(食事のおいしいホテル)』というブランドを全国へと浸透させていくこと。それを成功させるために、今日も地に足をつけた経営を行なっていく。

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