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第65回 和くら 那倉大輔氏
update 09/09/29
和くら
那倉大輔氏
和くら 那倉大輔氏
生年月日 1979年、埼玉に生まれる。
プロフィール 高校生の時に始めたファミリーレストランのアルバイトから、飲食業に興味を持つ。
「ホテル専門学校」を経て、料理の修行の道に入る。
2007年、夏。東戸塚に念願の「和くら」オープン。素材と、技術の高さ。こだわりある料理で、瞬く間に人気店になっていく。
主な業態 「和くら」
企業HP http://wakura.web.fc2.com/

吟味された食材とこだわりの職人芸。
客の心を捉えて離さない、この人気店は、仲間の協力があって誕生した。

自然放牧による飼育で、質の良い肉質を誇る三河鶏。関東圏では食べられるのも珍しいこの三河鶏を、愛知県から直送。生で食べられるほど新鮮な状態で仕入れているのが「和くら」。塩や塩加減にもこだわった焼鶏は、旨みたっぷりでとてもジューシーと評判の人気メニューである。
この愛知直送の三河鶏の串焼き、九州の大豆で作る手作り豆富、全国から取り寄せる旬の魚介を使った刺身など、「和くら」で出会うのは、吟味された食材と、職人の高度なワザ、そして、手間隙を惜しまない職人たちのひたむきさである。素材の持ち味を活かしつつ、香り付けにスモークするなど、手間かけた逸品も数多くラインナップされている。この「和くら」を率いているのが、代表取締役の那倉大輔、29歳である。
「和くら」は、外・内装・インテリア小物に至るまで、お客様の目に触れるものの、ほとんどが手作り。初期投資を抑えると同時に、那倉の思考の一端が、この手作りに表われている。「仲間といっしょに」。この「和くら」もまた、いろいろな人たちとの合作といえる店だった。

人との出会いを大切にしてきた結果。

那倉が中学、高校に進むにつれ、少しずつ飲食業への想いが確かなものになっていく。高校生時代、那倉はあるファミリーレストランでアルバイトを始める。このときのアルバイトが那倉の、その後の人生を決めたといっていい。那倉は、高校生の頃から、人が集い、仲間と共に仕事をする、飲食業の熱さに、惹かれ始めたように思うからだ。
店内でまだ高校生の那倉は特に可愛がられた。アルバイトだけではなく、正社員たちからも。今も実はその時の関係が続いている。仲間と共に企画し、実行した年に1度のバーベキュー大会は、10年近く経ついまも開催されていて、当時の仲間も多数、参加しているとのことだ。「ずいぶん本格的になって、参加する人の数も、半端じゃなくなってきた」と那倉。この一つをとってみても那倉の人柄が理解できるよう気がする。人を惹き付ける、彼の魅力も含めて。

目的を定め、逆算して、いま何をすべきか、を考える。独立のため、黙々と修行する日々が始まる。

高校卒業後は、サービスが学べるからと、都内の「ホテル専門学校」へ進学した。トムクルーズ主演の「カクテル」と言う映画を観て、バーテンダーを志すのもこの頃。「カクテルの勉強にのめり込んだ」という。だが、卒業後には、「店を持つためには料理ができなければ」と考え、和食料理店を修行先に選び、和の道を進み始める。
那倉の思考は、目的からの逆算で成り立っている。だから、わかりやすい。店を持つという目標に対しても、どのような筋道を立てればいいかをまず思考したのではないか。その計算とシナリオが、動き始めることになる。串焼き、豆腐料理の名店などで那倉は黙々と修行を重ねた。
腕には自信がある「僕の作った料理をぜひ食べて欲しい」と語るほどだ。しかし、不遜とは聞こえない。それだけの努力を伴っているからだ。
那倉の話を聞いていると、そこに言葉の重みを感じる。この重みも、努力に裏付けているからこそではないか。料理という修行を通じ、那倉は確実に、人の生き様まで確立していったはずだ。

「輪の社会」という発想自体ユニークで魅力的だ。その社会が、「和くら」で築かれ始めている。

いま那倉は、社員はもちろん多くのアルバイターたちを指揮する立場になった。決して高くはない時給だが、それでも彼らがイキイキと、楽しげに働いてくれていることに喜びを見出す。野望は日本に輪の社会をつくること。何がかけてもいけない。強い者も、弱いものも、関係がない。すべてがぐるりと輪を描いて、成り立つ社会だ。
「和くら」では、もう、その輪が成立している気がしてならない。那倉が面白い話をしてくれた。「他人の短所が見えないくらい長所を伸ばしてあげたいでんすよね。短所も伸ばし、その人間の個性に変えさせたい。たとえば。無愛想なバイトがいたんです。お客さんからも注意を受けるぐらい。だから逆に、無愛想を売りにして『こいつ無愛想なんですよ〜』と、お客さんに言っていたところ、お客さんから、『あれ?今日は無愛想君いないの?』なんて言われ始めるんです。そのうち、その無愛想だったバイトが客と話し始め、いつしか自然と笑顔になれるようになったんです」という話だ。これも、一つの輪の完成。
那倉という人間が作りだす輪にこそ、興味を持つ。まだ若い。それでも何人もの、彼を慕う人間が集まっている。「和くら」。2007年にオープンしたこのお店の、スタッフの、これからの変化と進化に期待したい。

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