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第703回 株式会社TAMAYA 代表取締役 菊地 勇氏
update 19/05/09
株式会社TAMAYA
菊地 勇氏
株式会社TAMAYA 代表取締役 菊地 勇氏
生年月日 1979年8月17日
プロフィール 日本ホテルスクール卒。横浜インターコンチネンタルで4年半、ホテル西洋銀座で8年修業し、「TAMAYA」に入社。オーナーと共同で、2010年2月、上野に「ワイン厨房 tamaya」開業。2011年に法人化し、現在は代表取締役社長を務めている。
主な業態 「tamaya」
企業HP https://tamaya-tokyo.com/

勉強キライ。勉強する意味がわからなかったから。

父も母も、大手建設会社に勤めておられた。1人息子。小・中学校は水泳と野球。「勉強は好きじゃなかったですね。なぜか数学だけは得意だったんですが…」。高校は日本体育大学荏原高等学校に進学。体育大学だけあって、1日に2時間以上、体育の授業があったそう。
「高校でも野球をしようと思っていたんですが、結局、部活より、女の子と遊んだりするほうを選択しちゃいます/笑」。
大学には進学しなかった?
「そうですね。勉強も好きじゃなかったし…。高校を卒業してからは、2年半くらい新宿のクラブではたらきました。じつは、このとき、親しくなったお客様に、何度かホテルのレストランに連れていっていただいて…。ハイ、それで、私の人生が、一つ決まるんです」。
勉強がキライだから大学に進学しなかった。それも正しいが「何をしたいかわからなかったから」も正解だろう。そのまま大学に進んでも意味がない。菊地氏は、そんなクレバーな判断をする人だと思うから。
ともかく、「ホテル」に惹かれた菊地氏である。道が広がった。

一流ホテルで、ちからを磨く。

「やがて、ホテルの専門学校に進みます。『日本ホテルスクール』です。そのとき、研修をかねてアルバイトしたのが、『横浜インターコンチネンタル』でした。実は、アルバイトから、そのまま社員になり専門学校は中退しています」。
クラブ時代の収入と比べると、ホテルの収入は微々たるものだ。「月13万円くらいでだったので、びっくりしました」と菊地氏は笑う。それでも、ホテルの仕事は菊地氏を魅了する。
「結局、『横浜インターコンチネンタル』では4年半、勤務します。私の人生のなかでいちばん影響を受けた当時のマネージャーに紹介していただいて、『ホテル西洋銀座』に転職しました」。
「ホテル西洋銀座」では、ワインを徹底的に学んだ。28歳のときに、ワイン統括の責任者に抜擢されているくらいだから、相当、勉強したのだろう。こちらの在籍期間は、8年。
ちなみに、「ホテル西洋銀座」は映画館や劇場を併設した高級シティホテルである(現在は、閉館)。ワインにうるさい御仁も、結構、いらしたはずだ。それだけ、菊地氏のワインの知識が豊富だった証だろう。食事に訪れた時にみつけた未来のたねが、芽を吹きだし、もうすぐ開花する。

独立。前オーナー高田氏と共同で、1号店出店。

「クラブにいた頃から独立志向があった。コンチネンタルでも、西洋銀座でも、独立という思いがあったったから頑張れたんだと思います。実際に独立したのは、西洋銀座で8年勤めたあとですから、30歳ですね」。
起業の経緯はどうだったんだろう?
「じつは、大松グループで専務をされ、当時はもう独立して飲食店を経営されていた高田★★さんに相談にいったんです。ハイ、最初は私が、お客さんです。親しくなった頃に、相談にしたところ、『だったら、共同でやろうよ』って話になったんです。将来、私が代表になる約束で、最初は、まずいっしょに、という話でした」。
ありがたい話だった。
「だから、最初はTAMAYAに入社したようなイメージですね」。
ともかく、それが2010年のこと。沿革をみると、2010年2月、上野に「ワイン厨房 tamaya」開業。翌年2月、八丁堀に「beer&wine厨房 tamaya」開店。同年7月、法人化し、「株式会社 TAMAYA」を設立となっている。現在は、もちろん、菊地氏が代表。高田氏は退職され、独自に2店舗を経営されている。
34歳で結婚。奥様は大手企業で人事部に勤めておられるそうだ。

「入社してよかった」。追いかける一言はそこ。

「その人の、家族やパートナーから感謝される会社づくり」。
これから向かう方向を伺うと、そんな返答だった。「誇りを持てる仕事ですね。だいたい、飲食って、労働時間も長いし、部外者で、『いいよね』なんていう人はいないでしょ。でも、あ、だからかな。そういうイメージを払拭していきたいと思うんです」。
思っているだけじゃない。実践している。
「ほかの会社と比較すれば、正社員比率が高いと思います」。
たしかに、直営店6店舗で、正社員は50名をオーバーしている。「人件費は高いですが、そのほうがクオリティも高いですし、アルバイトさんが多いとスケジュールの調整だけで疲れちゃうでしょ」。
直営店は、全店、日曜、祝日が休み。こちらも気になっていたので、伺った。
「オフィス街だから、日祝休みっていう会社はあると思うんですが、うちはそうじゃありません。単純に日曜日や祝日は休もう、ということでやっています。営業すれば、そりゃ、お客様も入ってくださるでしょうね」。
もったいなくないのか? と伺うと、笑って、「それはない」と一言。飲食店だから、サービス業だからと言って、なにも奉仕が目的ではない。「休みたい日」を休日にすればいい。それが、はたらく者の権利だ。お金に縛られてもいけない。
「いまは、のれん分けの店を含め、全店黒字です。今後は、和とワインが融合したような店もつくっていきたいですね」。
たしかに、和食とワインは案外、合う。
「『TAMAYAって会社を選んでよかった』。究極は、そういう一言ですね。私がめざしているのは」。
なるほど、いちばん難しいことに菊地は、挑戦しようとしている。たぶん、それが菊池氏にとっていちばん意味があることだからだ。
ちなみに、今現在も離職率は極めて低い。それも、お伝えしておこう。

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