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第828回 株式会社バーチャルレストラン 代表者 牧本天増氏
update 21/03/16
株式会社バーチャルレストラン
牧本天増氏
株式会社バーチャルレストラン 代表者 牧本天増氏
生年月日 1997年5月30日
プロフィール 北京出身。高校1年で来日。中央大学時代に起業し、タピオカショップをリリースし、資金をため、バーチャルレストラン事業に乗り出す。2020年、FCを含めたショップ数は、全国に120を超えている。
主な業態 「OWL TEA」「サラダチキン研究所」「クレイジーワッフル」「プロチャージ」他
企業HP https://virtual-restaurant.co.jp/

高校1年生、来日する。

今もじつは大学生だそうだ。
今回、ご登場いただいた株式会社バーチャルレストランの代表、牧本 天増氏のこと。「起業したのが、大学時代で、今も完全には辞めていないというのが正解です」とのこと。はじめて起業したのは「中国人留学生向け」の塾だったそう。話していても、そうだとは気づかないが、牧本氏もじつは、中国出身。
「私は1997年の北京に生まれました。それから上海で暮らし、来日したのは高校1年の時です」。中国人が来日すると、中国人のコミュニティに参加するのが一般的なようだが、牧本氏は最初から違ったそう。
「日本のコミュニティにガッツリ」と笑う。
おかげでチンプンカンプンだった日本語も、数ヵ月でマスターすることになる。入学したのは、横浜市立東高校の帰国子女枠。
「授業は中国のほうが進んでいましたから、勉強それ自体は難しくはなかったです。私が日本に来たのは母親が再婚することになったから」。
牧本氏が3歳の頃に両親が離婚。父は、北京で成功。母は、日本に渡っていた。来日するまでは、独り暮らしをしていたそうだ。

「初」尽くし。

改めて整理すると牧本氏は、1997年生まれ。中国出身。高校1年の時に来日。このインタビュー時点(2020年)でまだ23歳だ。
「小さい頃は、学校を転々としていました。あれも、いい勉強になった気がします。観察力もつきましたからね。イジメですか? 中国には、日本でいうようなイジメは全然ないですね。ただ、日本より、はるかに実力主義です。日本では、部活で力をもっている人がリスペクトされているのを知って、部活をがんばりました。バスケットボールです」。
なんでも、彼女をつくれば日本語も上達すると思ったそうだが、はたして、そちらのほうはどうだったんだろう?
「私の母親は、中国の村出身です。3000人に1人の枠に入り、大学に進学した人。我のつよい人ですが、母としても、今では、経営者の先輩としても尊敬しています」。
日本も「初」、高校生も「初」、日本の部活も「初」。「初」尽くし。だが、たじろがない。母親のDNAかもしれない。

とんでもないこと。

「昔から起業が頭にありました。ただ、痛い目にもあっています」。
なんでも、大学入学した頃、コロッとマルチ商法に騙された、という。おかげで親からもらった学費すべてなくなってしまったとのこと。
「結局1年生の時に、1000万円の借金を背負い込んでしまいました」。
むろん、1000万円の借金も「初」。
「一時は、学費を払えず除籍されかけたんですが、なんとか大学に籍はあります。私のターニングポイントを一つ挙げるとすれば、この時、背負った借金ですね。大変だったですが、このおかげで、いろいろな人と接することになります。セミナーなどにも通いだして、まっすぐになろう、と起業を真剣に志すきっかけにもなりました」。
「母からは、じつは猛反対されました」と牧本氏。
これは、起業の話である。
「就職してからにしなさい」という母。
しかし、牧本氏はもう走り出している。
「最初は、不良品の回収ですが、そのあと、留学生向けの塾をはじめます。最大で90名くらいいたでしょうか? 1年と少しでバイアウトし、その資金をもとにタピオカショップをオープンします」。
創業店は、明大前。タピオカがブームになる前だったそう。このショップが氏いわく、「とんでもない利益」をだしたとのこと。「4坪、家賃10万円で、月商1000万円です」。たしかに、とんでもない。
ただ、ほんとうに、とんでもないのは、それからわずか1年半で80店舗まで出店したことかもしれない。

Do(行動)あるのみ。

現在、牧本氏はより大きなビジネスに取り組んでいる。「デリバリー」や「バーチャル」がそれ。「日本はデリバリーに対して遅れてもいたし、飲食の経験がないことを強みにできたから」と、その理由を明かす。
現在の店舗数は120店超とのこと。うち直営店は7店舗。
「27歳まで年商を100億に」というのが、牧本氏の構想だ。
そのためには「行動」あるのみ。
だから、社員には「PDCAではなく、DOだ」と言いつづけているそうだ。
たしかに、P(プラン)、D(実行)、C(チェック)、A(改善)を繰り返すことは、大事だ。しかし、時として机上の空論にならないだろうか。だから、Do(行動)あるのみ。
何より、「若い」という強みがある。老獪に「PDCAを回す」と、いって欲しくなかった。それは、まだ先でいい。若い人たちのがむしゃらさが、どこまで通用するか、みてみたい気もする。
「バーチャルレストラン」は、まだスタートしたばかり。ITと飲食が融合した未来図の始まりといえるかもしれない。その未来図をいかに描くか、これも牧本氏に期待したいことの一つだ。

思い出のアルバム
 
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