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第83回 株式会社リアルテイスト 代表取締役社長 路次徹夫氏
update 09/12/01
株式会社リアルテイスト
路次徹夫氏
株式会社リアルテイスト 代表取締役社長 路次徹夫氏
生年月日 1976年8月、大阪府岸和田市に生まれる。
プロフィール 父は28年間銀行員を勤め上げた堅実な金融マン。一方、母はアマチュアだがゴスペル歌手。5つ下の弟との2人兄弟。小さい頃から、市の「だんじり祭り」が大好き。桃山学院大学卒。卒業後は、「SFCG」を経て、「フードスコープ」に転職。29歳での独立を目標に掲げ、奮闘。現在、串揚げ「串亭」恵比寿本店など計9店舗を経営している。
主な業態 「串亭」など
企業HP http://www.real-taste.net/

「だんじり祭り」に熱狂する岸和田の風土が熱い男を育てる。

大阪府岸和田市は、「だんじり祭り」で有名だ。この「だんじり祭り」は、過激で、毎年、けが人を出してはニュースになっている。今回、登場いただく路次徹夫は、この市で生まれ、育った根っからの岸和田っ子だ。岸和田市はスポーツも盛ん。路次も、小学生時代からサッカーを始め、「中学に上がる頃にはずいぶん期待される選手になっていた」という。ところが周囲の期待が大きかった分、厳しい練習を課せられ、遂にはクラブを辞めてしまう。「後になれば期待の裏返しとわかるんですが、当時は、何で俺だけ、いじめちゃうかと思ったぐらいなんです」と振り返る。「クラブを辞めても、サッカーは続けたかったから、僕と同じようにクラブを辞めた連中やサッカー好きな連中を集めてチームをつくったんです」。地元紙でこのチームは紹介されている。<ファミコンなどに夢中になる子どもが多いなか、グラウンドを駆け回るフレッシュな子ども達>というような紹介記事だ。むろん、そのときもチームの中心にいたのは、路次である。

片道1時間半かけて通った高校は、1000人の女子と100人の男子の共学校。

中学卒業後、路次は私立の泉州高校に進学した。サッカーが盛んな県立高校に行きたかったが失敗してしまったからだ。この私立高校は、全校で女子生徒1000人に対して、男子生徒わずか100人。もともと女子高だったところに、進学校をめざし、男子のみの特進クラスを設けたようなものだった。授業は朝8時〜夜8時まで続いたが、「だんじり祭りの日以外は、一度も休まず通った」という。ところで、路次は、毎日自転車で通っている。女子生徒で満席になるバスに乗るのがためらわれたからだ。大学は「桃山学院大学」に進む。この大学でも、路次はサッカー同好会のようなサークルを作った。「それがイベントサークルのように発展し、卒業する頃には150人の大所帯になっていた」という。ちなみにサークルには女子学生も少なくなかったようだ。

株式会社SFCGに入社。歴代1位のスピードで昇格するが、違和感は拭えず。

大学を卒業した路次は、株式会社SFCG(旧商工ファンド)に入社。歴代1位のスピードで昇格していく。自由が丘支店からスタートし、世田谷、渋谷、この世田谷と渋谷は統合されるのだが、路次はここで船橋支店の支店長になる。月間3件の契約が取れれば優秀だったときに、月に10件の成約を達成した。「朝から晩まで必死に数字を追いかけるんですが、社会からの風当たりもきつくなり始め、精神的に厳しかった」と打ち明ける。この頃から、路次は、将来、飲食店を経営するという具体的な目標を立てている。この目標が、唯一の救いだった。01年12月、路次は、この会社を退職するが、すでにそのとき、メールアドレスに「2006年、リアルテイスト設立」と具体的な目標を書き記している。

1冊の本との出会いが路次を進路を決める。

SFCG時代に、営業で知り合い、「飲食店をやりたい」と話していた女性経営者がいた。彼女は店舗デザイナーとして後に有名になる某氏の母君だった。彼女から、渡された1冊の本が、その後の人生を決めることになる。「その本に今井浩司さんのことが載っていまして、この社長の元でと決意し、(株)フードスコープに入社したんです」。当時は、フードスコープもまだ11店舗、年商で10億円程にも達していなかった頃だ。それでも希望に胸を膨らませて入社した路次だったが、すぐにショックを受ける。採用された100人のうち98人が簡単にとんだからだ。「とぶっていうのは、突然、来なくなったりすることなんです。結局、残ったのは僕ともう1人。ふるいにかけるということもあるんですが、あまりの数字に呆然としました」と振り返る。「これじゃ、だめだ」、正義感に火がついた。入社して108日間、1日も休むことができない状況で、路次は、「みんなのためにも、いつか店長になってこの状況を変えてやろう」と決意するのである。

29歳で独立。自分との約束を守る。

実は、フードスコープにとって二番目の店長が路次だ。9ヵ月で今井屋総本店の店長に昇格する。「エリアマネージャーはいたんですが、店長はいなかったんです。お客様はたくさんいらしてくださったのですが、組織はまるでできていなかったんですね」。店長になった路次は次々に改革を行っていく。「岸和田魂で、社歴の長いパートさんにも遠慮なく切り込んでいきました。まったく休みが取れていなかったのを、月に6日休めるようにして、売上は、逆に伸ばしていったんです」。その後、ゼネラルマネージャーに昇格し、16店舗を統括する責任者にも上り詰めた。自他共に実力が認められたとき、2006年を迎え、路次は29歳になっていた。かつての自分に約束した通り、株式会社リアルテイストを設立する。いま「社員には効率的な人間になれ」といっている。経営理念に掲げるのは「現状維持は退化の始まり」である。「これは自分への戒めでもあるんです」。路次はまだ33歳。この戒めを守る限り、どれほど成長していくかわからない。将来が楽しみな経営者の一人だ。

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