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第88回 株式会社インテリジェントプランナー 代表取締役社長 原田裕介氏
update 09/12/15
株式会社インテリジェントプランナー
原田裕介氏
株式会社インテリジェントプランナー 代表取締役社長 原田裕介氏
生年月日 1977年 福岡県生まれ
プロフィール 5人兄弟の3男。父親の仕事の関係上、転勤が多く、小学校時代は5つの学校を転々とした。大学を早々に中退し、19歳で東京へ。
ホテルでの住み込みバイトや土木系のバイトを経て、不動産会社に就職。21歳という若さで、月40万円ほどの収入を得ていた。
その後、知り合いに声をかけられ、共同で営業会社を起業。あわせて、飲食店も出店。そして2004年に会社の経営権を買い取り、現在に至る。
主な業態 「The Latria Table Hearth」「Bistro Creperie Hearth」など
企業HP http://www.int-plan.co.jp/

1店舗目がクチコミサイトで1位。秘訣は、営業力。

池袋の繁華街から少し離れた雑居ビル。その9Fに、「Hiding Place Dining 一刻」という28坪のお店がある。飲食の生命線とも言うべき立地面においては、決して有利とは言えない条件。まさに、店名の通り「隠れ家」と呼ぶにふさわしい場所と言えるだろう。しかしながら、最高月商900万円という驚くべき数字を叩き出し、ある飲食店のクチコミ情報を集めたグルメ検索サイトの「2003年度のニューオープン居酒屋部門」において、見事ランキング1位に輝いた。そんな「一刻」こそが、株式会社インテリジェントプランナーの第一号店であり、現在5店舗を経営する原田裕介社長が手がけた初めての飲食店である。特筆すべきは、原田氏は飲食業界での経験はなかったという点。では、なぜこのような支持を得ることができたのか。原田氏はその理由を、「営業力」と語る。

当時では珍しかった路上キャッチというアナログ手法。

原田氏は元々、不動産賃貸の営業や通信関連の営業の仕事に就いていた。歩合給だったこともあり、いわゆる「体育会系」という言葉がしっくりくる社風。自分の生活のために、朝から晩まで走り回っていたという。その経験により、「商売とは何か?」が体に叩き込まれていたのだろう。だからこそ、「一刻」がOPENして、まず彼がとった集客方法は、当時では珍しいチラシ配りだった。「今でこそほとんどのお店が路上でチラシを配るなど、いわゆるキャッチをしていますが、あの頃それをやっていたのはカラオケ店ぐらいだったんです。でも、街中にはおなかをすかした人が山ほどいる。そんな方々に、『どうですか?』と一人ずつ声をかける。まぁ営業ですよね。それが、何よりの宣伝になっていたんです」。原田氏はそう語る。また、「お客さまを呼んでくれた仲間のためにも、俺たちはいい接客と料理を提供しよう」と、店外と店内のスタッフの間に自然とチームワークが生まれていったのだという。これが結果的にサービス向上につながり、上述のような素晴らしい栄誉へとつながったのであろう。

個人プレーからチームプレーへ。葛藤した原田社長。

ところが原田氏は、決して満足はしていなかったという。むしろ、営業経験があったがために、葛藤する時期もあったのだそうだ。「自分個人の力を試したいという気持ちが強い性格で。営業って、自分の努力が自分の成果になるでしょ?そういう世界に身を置いていたので、飲食のチームワークというのはどうも好きになれなかった。褒め合ったり、慰め合ったり。それが優しさとは思えなかったんですよね」。そんな不満が、ひとつの疑問に変わってきたのが、2店舗目である「PRIVATE DINING 仁の燈」の店舗運営を社員に任せていった頃。原田氏が現場を離れることが多くなってから、売上が少しずつ低迷していったのだ。「どうしてだろう?自分の気持ちが社員に伝わっていないのだろうか?」原田氏は毎日のように悩んだという。そんな頃、ある社員が結婚をすることになった。そのとき、社会保険や休日日数など労働環境などが整えられていないことに気づいた。「経営とは何だろう?」原田氏は、そう考えるようになり、経営者の著書を読むようになったという。そこで、「経営者は、社員の幸せを実現できるようにしなくてはいけない」ということを学んだ。

目標は、定年まで働きたいと社員が思える会社。

では、労働環境の整備を含め、社員の幸せを実現するためには、どうしたらいいのだろう。たどりついた答えは、「顧客満足度の高いサービスを提供するお店にしていくこと」。そこで原田氏は、高いサービスレベルで有名だったリッツカールトンやカシータの研究に明け暮れた。その結果、自分の考えが社員に浸透していない理由のひとつに、会社の軸となる企業理念がないことに気づいたという。そして、株式会社インテリジェントプランナーのミッションを掲げた。それが、〜今日の出会いに本気で取り組み、食を通じて、一人でも多くのお客様に豊かさを提供する〜。新たに入社する人には必ず、「あなたの仕事は何ですか?」と聞かれたときの答えとして理解してもらっているのだそうだ。また原田氏自身も、この理念をつくることにより、チームワークの価値を消化することができたのだという。
原田氏は語る。「この企業理念が全員にしっかり浸透しているかというと、まだまだこれから。もっと頑張らないといけませんね。そして、飲食の世界で60歳まで働ける。そんな会社にしていきたいと考えています。そのために、人を育てていく仕組みや評価制度といったものを作っていこうとしているところです」。
09年10月には、5店舗目もオープンしたという同社。もしかすると、飲食業界のキャリアにおける概念を覆す企業になるのかもしれない。

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