店長・店長候補募集

ビジネス戦略に
ロマンがある。
生き様がある。
西安に生涯をささぐ。



男40歳にして、自らの生い立ちの因果を知る。

「今までやってきたことが一直線につながった、
そう思える出会いでした」


株式会社大秦(daixin ダイシン)
代表取締役CEO 横山祐康


・プロフィール
・事業戦略
・人材観


■大秦(だいしん)とは
「秦」は中国全土を初めて統一した始皇帝の「秦」、中国において「秦」は「西安」をさし、「大秦」は「大いなる西安」を意味します。

■経営者になったきっかけ
40歳のとき、西安に出会い、これだ!と思った。その感動を多くの人に伝えたい。それが企業のきっかけです。

■企業理念
なんとか風などの模倣品ではなく、本物を追求すること。
当社では、料理人はすべて西安人です。
何千年という歴史のエッセンスが血に入っている西安人にしか本物の西安料理はつくれません。
私どもは、西安料理の専門店の誇りを持って、これからも本物の西安料理を提供いたします。


■会社概要
設立年月日/平成12年6月7日
資本金/2億3076万8000円
発行済株式総数/13,008株
本社所在地/〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-6-1 京橋長岡ビル6F TEL03-5542-5821
事業所数/国内10
従業員数/国内69名(2004年7月現在)
主な事業内容/飲食店(刀削麺荘・西安刀削麺)の経営・飲食店の業務委託運営・調味料、麺、中華点心類、冷凍食品の製造・販売・FC店への経営及び技術指導・旅行業・農産物の販売

プロフィール

「俺はなんで生まれてきたんだろう、と小学生くらいのときから思っていた」という横山氏。
「なんなんだ俺の人生は!なんかないのか!」
福島県生まれの横山氏は、血がたぎらせながら、東京の大学へ進学する。

しかし、早稲田大学に入学するも、アイデンティティを形成するには刺激のない毎日に飽き、3年生くらいから行かなくなった。その頃、知り合いが始めた喫茶店を譲り受け、3年間喫茶店のマスターとして働く。

当時、特に専門技術を持っていなかった横山氏は、つかってくれればどこでもいい、と不動産会社に面接を受けた。
「バブルの頃ですし、当時の不動産は景気が良かったですから、金は天から降ってくるように儲かっていました」
それでも、これだ!と思えず「アホらしい」と辞め、知り合いのつてで、旅行代理店に転職。
その時、33歳。役員として入社。

その旅行代理店は、登録されたお客さまを旅館に送るというビジネス展開。
「旅館がおそまつだと、僕らのお客さまに迷惑がかかりますから、旅館に対していろいろな提案をして、いろいろなものを売りました。農家に米を売ったほどです(笑)その経験をいかし、旅行コンサルもしました。」

そして、その旅行会社が、飲食事業をはじめた。
もともと調理が好きだった横山氏は、その事業の責任者として抜擢。
「経験もないから、とまどうことやトラブルなんかもありましたね」

しかし、そのトラブルが運命を変えることになる。

「ある時、調理職人と言い合いになり、次の日、料理人全員が辞めてしまった。その時は何とかなりましたが、職人を抱えるという飲食店のジレンマを感じました。
腕のいい職人は必要だけど、かといってコックレスにすると質が落ちる。
そんな時に、たまたま西安人が面接に来て働いてもらったら、ぴったりきた。」


しかし、当時の店は上海料理で、その西安人は、その腕を披露することはなかった。
そして、その西安人はクビになってしまった。
「どうしたらいい?と相談され、じゃぁ、ふたりで西安料理の店をやるかと言ったんです。そして、彼の故郷西安に行きました」

秦の始皇帝が国を統一した地。
三蔵法師が仏教を広めた地。
2200年前の歴史が今も息づいている地。
西安に横山氏は出会った。

「自分が何をするために生まれたのかわかった。
不動産業をやったのも、旅行代理店で西安政府と仲良くなったのも、飲食業を経験したのも・・・これをやるためにすべての過去がつながっていた!そう思わないとやってけないですけど(笑)」


横山氏40歳にして、小学生から自問してきた『自分の出生の因果』と出会った。しかし、出会いは偶然には起こらない。常に考え、行動してきたからこそ、『出会い』に出会うのだ。

事業戦略

横山氏は、刀削麺荘の価値観を氷山理論で考え、それに基づくブランドづくりをしている。

「店には、思想・コンセプト・システム・店舗内装・サービス・商品の考え方がありますが、店舗内装・サービス・商品以外は、お客様に見えないところです。しかし、見えるところばかりに注力しすぎると、お客さまによりすぎた店舗づくりになってしまい、芯のない店になります。
見えないところこそ本質で、この本質を見ていただけるお客様が顧客になるのだ、と考えてます」


横山氏の西安への熱意や経営戦略は、オフィシャルHP『会社概要』『西安とは』『西安料理』に詳しく書かれているので、参考されたし。

株式会社大秦(daixin ダイシン)

人材観

こんなエピソードがある。
ある時、大株主が店内にワインを持ち込んだ。
現場は断ったが、その大株主は聞く耳を持たず、持ち込みワインを飲んで騒いでいた。
その連絡を受けた横山氏、すかさず店に向かい、
「持ち込みはやめていただけないでしょうか」。
横山氏の説得に応じ、その大株主は帰られた。
それにより、従業員は、自分たちの行動は間違っていないと判断し、自信をもって営業に専念できた。

そういったトラブルの時、うまい説得方法があるのかもしれない。しかし、横山氏の『私たちは、味や雰囲気、適切なサービスによって顧客満足を究極まで追求している』という誇りが、そのトラブルを回避できた要因であったようだ。

「お客さまに満足してもらいたいと思ってやったことはすべて正解。もしそれ以外のことでクレームがあるのならば、謝ればいい。ただ、間違っていたから謝るのではなく、不機嫌にさせてしまったことを詫びればいいだけ。
実は、飲食店には大きな失敗がおこりえないのです。火事と食中毒以外は、フォローがきく。だから、自分がよかれと思ったことは、とにかくやっちゃえばいい(笑)」


お客さまは、百人いたら百人の対応の仕方がある。だから、マニュアルなどのガイドラインでは間に合わないと言う。

「コンセプトなど、ある程度のマニュアル以外のところは、店長に権限を与えます。数字を追うだけじゃなく、お客さまの方向を見てどうすれば喜んでいただけるかは、自由に考えてもらっています。店長から何か聞かれたら、知らねーよ、おまえの店だろ(笑)なんて言っちゃいますから。いよいよまずくなったら僕が謝りにいけばいい。だから、怖がらずにチャレンジしてほしいですね」

本気が実る。願ったり叶ったりの自己実現の場、ここにあり!