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店長・店長候補・経営者候補、募集

物理学出身の異色経営者、
味とビジネスの化学反応で
100年ブランド企業をつくり出す!!



株式会社ナナシフードサービス
代表取締役 平(タイラ)英樹

「50になったら引退したい」という平氏は、現在43歳。年齢もさることながら、ラーメン店を経営している風貌ではない。

「2年後は返済も終わって、僕個人としては懐が潤いますが、それで辞めてしまったら・・・」

一緒にがんばってくれている社員の夢が止まってしまう、という。

「たいして能力がないので、今、全力疾走中。あと10年も走り続ける体力はないです(笑)」

100年続くブランド企業をつくるため、社名を『名無し』にした。
そこには平氏の、外食ビジネスの何をもってきてもプロフェッショナルを志す、という気概にあふれている。

100年後、未来の外食業界をつくる後継者、募る!


・プロフィール
・事業戦略
・人材観


■社名の由来
外食を通じて表現したいパフォーマンスがあったので、それを七つに分けました。それが、理念でもある『七つの志』です。
それと、起業当時からこの事業をブランドにしてきたいと思っていました。
ただ、当時は無名だったため、『名無し』。
そこからも来ています。


■経営者になったきっかけ
はじめは、飲食業界でやっていくつもりも、経営者になるつもりもありませんでした。
飲食に携わったのは、ハンバーガー屋の店長をやってみて、この仕事は面白いと感じてからです。
その後、働き先を考えていたところ、前の同僚(現:常務取締役)に誘われたのが起業のきっかけです。


■企業理念
七つの志

1.お客様が感動する店づくり
2.オリジナルの商品開発
3.常に一定の味を提供
4.人も店も商品も進化し続ける
5.商品の安全性を確立する
6.手間をおしまない
7.外食産業のプロに徹する

■会社概要
設立/平成9年9月
資本金/1,000万円
年商/6億5千万円(H.17年3月期)
本社所在地/神奈川県横浜市青葉区もえぎ野1-18第二田中ビル2F
     TEL045-979-1677 FAX045-971-5363
店舗数/10店舗
従業員数/社員 50名 パート・アルバイト 100名
平均年齢/28歳
主な事業内容/飲食店の経営

プロフィール

札幌生まれの平氏は、大学時に物理学を専攻した、理系頭脳の持ち主。
ただ、このまま物理学を極めてどうなるか…と疑問を持ち、中退する。

そして、かねてから興味があったビジネスの世界へ。
平氏が選んだのは、当時100円で販売していたハンバーガーのショップ店長。

「社員1名、他はアルバイトでした。当時23歳の店長でしたから、アルバイト20人くらい使って気分は悪くはないですよね(笑)」
そこで、外食業の面白さを知る。

そのハンバーガーショップの親会社である不動産事業には、大学時の友人が在籍していた。1年後、その友人が不動産業として独立する際に飲食事業も立ち上げるから一緒にやらないか、という話を受ける。
2年に渡るラーメン店修行をした後、中華料理店を出す。

そして9年の店舗経営・運営の末、共同経営者である友人と方針が合わず、別々の道へ。平氏、35歳の時。

「実は、35歳で就職しようと思った時、希望の就職口がなかなか見つからなくて。ちょうどその時期、同じ会社の調理をやっていた現・常務も辞めまして、声をかけてもらったんです。
みんなが働きたいと思う場をつくろう、と起業しました」


そもそもが調理の実践から出発していないので、勘や経験だけだと職人さんに勝てるわけがないと考え、平氏は調理学などの理論を勉強した。
味に化学反応を起こす。
物理学出身の異色の才能が開花した時であった。

事業戦略

セントラル・キッチン計画

「セントラルキッチンはあくまで商品力強化のため」

セントラルキッチン化による人件費の削減や業務の簡略化は結果論だと平氏は考える。

大きい釜でチャーシューを焼いたり、現場で提供できない商品を開発するセントラル・キッチンを設けることで、商品の価値を高め、飽きのこない商品づくりに注力していきたいという意向である。

外食産業のプロとは

「セントラル・キッチンを反対する職人さんもいますが、僕は外食のプロというのは、お客さまに向くことに他ならないと考えてます」

セントラル・キッチンを設けず、現場のその場その場の対応だと、店舗ごとに違った味がでてしまい、ブランド維持が難しくなる。そうなれば、せっかくついてくれた顧客を裏切ることになるだろうし、その調理人一代で終わってしまうだろう。

ホームページで利用者の声を募っている。
『最近、七志らーめんの味は変った』という声に、その理由を丁寧に答えつつも、やはり利用者への誠実な対応の術としては、裏切らずに進化していくことであるのだろう。

2年後のストーリー展開

『七志らーめん とんこつ編』は創業以来のネーミング。
満を持して、いよいよ次なるストーリーがはじまる。
七志らーめん ○○編
2年後を予定しているとのこと。

「ただ、業態が変われば、名前は全然変えようと考えています。ラーメン屋が居酒屋を出して『七志ラーメン 居酒屋編』と名付けたら・・・お客さまは混乱しますよ(笑)」

人材観

給与設定について

「月350時間働くから40万円くれ、と言われれば出せないことはないが、そういう働き方をしてもらいたくない。
休日もちゃんと取って、いいものを食べて、生活レベルを上げなければ、いいものはつくれない」


コストパフォーマンスでビジネスをしているわけではなく、いいものをつくって、その付加価値をお客さまに認められたい。
という平氏の思いは、通常よりも高い給与設定に表れている。

株式公開は、目指さない

あくまで、社員が望めば考えるという前提だが、平氏の将来ヴィジョンには、株式上場よりも大切なことがある。

「財産を増やすことにはそんなに興味はないんです。それよりも、100年後もこの企業が残っていて欲しい」

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