外食・飲食業界をリードする企業の社長の生い立ちから生き様、独立までの軌跡を紹介するシリーズです。

　ピッツァ サルヴァトーレ クオモは、サルヴァトーレ クオモ ジャパンが経営する、ナポリピッツァをコアメニューとしたイタリア料理専門店だ。ゆったりとしたダイニングからは、本格ピッツァ窯を備えたオープンキッチンの中でシェフたちが腕を振るう姿を眺めることができ、まるでシアターにいるようなライブ感を味わえる。
　ピッツァ世界コンペティションで最優秀賞を受賞した「ピッツァ“D.O.C”～ドック～」を始めとするここのナポリピッツァは、薄生地なのにもっちりとしていて、薪の香りが漂う逸品。私も大ファンの一人である。
　多くのデリバリーも手掛けており、いずれも好調。フランチャイズ店も増加している。職人が手がけた本場ナポリの味を家庭で味わえるのが人気の理由だ。
　中でも売上前年比１２０％と絶好調なのが、ピッツァ サルヴァトーレ クオモ ＆ バール 新宿店。今月は、この新宿店をはじめ５店舗を統括する多賀健マネジャーにお話を伺った。