外食・飲食業界をリードする企業の社長の生い立ちから生き様、独立までの軌跡を紹介するシリーズです。

　｢とろろや｣は、浜松・名古屋エリアで人気を集める、自然薯とろろ汁の専門店である（代表は、女将・森口愛)。
　｢食｣という字は｢人｣を｢良｣くすると書くことから、「身体に良い素材を使用した料理と、気持ちの良い笑顔のおもてなしで、お客様に心地良いひとときを過ごしていただく」ことを、経営理念として掲げている。
　とろろやが自信を持って提供する和ごはんのお膳とは、「炊きたての麦ごはん、パリッとした自家製の漬け物、滋養豊かな自然薯とろろ汁、そして今日のおかず」である。ランチの看板メニューは、①欲張りランチ、②菜々ランチ、③6種の彩り膳。売切御免の大人気だ。
　とろろやは全4店舗ながら、MSコンサルティングによる企業対抗(800社)の覆面調査で2年連続2位を獲得している優れた企業で、この三方原店も200満点中常に190点前後を維持している優秀店だ。
　今月は、何度も店が替わっていた浜松郊外の悪立地において、顧客満足度の高い繁盛店をつくり上げている、三方原店の尾川和広店長にお話を伺った。