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　俺のフレンチ・イタリアンは、俺の株式会社（坂本孝代表）が経営する高級立ち飲みレストラン。創業3年目ながら、“俺の”シリーズは20店舗を超え、大ヒット店を作り続けている。
　俺のフレンチ・イタリアンは大型店である。AOYAMA（青山店）の月商は7800万円、AKASAKA(赤坂店)6000万円、松竹芸能角座広場(大阪店)6000万円。100万円を超える坪売上の連続が、飲食業界に大きなインパクトを与えた。
　俺の株式会社の経営理念は、「飲食事業を通じての地域社会への貢献」と「全従業員の物心両面の幸福の追求」であり、従業員に対しては「6つの精進」項目を掲げている。
1．誰にも負けない努力をする
2．謙虚にして驕らず
3．毎日の反省
4．生きていることに感謝する
5．善行・利他行を積む
6．感性的な悩みをしない
　さらに「ミシュラン星付き級の料理人が腕をふるい、高級店の3分の1の価格で提供すること。フード原価率60%超えでも、顧客を1日3回転以上させることで繁盛店の利益を実現すること」を、“俺の”シリーズのビジネスモデル骨子としている。
　俺のフレンチ・イタリアン　AKASAKAの看板メニューは、①牛肉とフォワグラのロッシーニ トリュフソース1480円、②シャラン産鴨胸肉のロースト アピシウス風 野菜のピクルス仕立て1480円、③冷製アワビ キャビアのせ 海藻の香り1280円。
　①の原価率は何と100％。高級食材を惜しみなく使った贅沢グルメが驚きの価格で味わえるのだから、繁盛は当然なのだ。
　今月は、2号店である俺のイタリアンYAESUにはじまり、超繁盛店のオープン店長を務めてきた金子忍店長にお話を伺った。