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月商1500万円、好調の3つの要因

1.教育力  店舗オペレーションのレベルを上げるには、アルバイトスタッフ全体の底上げが必要。そこで責任感のあるスタッフ4人をアルバイトリーダーとして育成し、社員レベルの業務を任せた。すると彼らの責任感はさらに磨かれていった。例えばオーダーストップとなる22時直前でも、店の前のお客様に「ファーストオーダーがラストになります。すぐお入りください!」と、売上アップのため積極的に入店をお勧めするようになったという。

2.商品力
 肉のよいち名物である大将牛タン食べ比べは、多くのお客様を魅了する圧倒的な看板メニューだ。また肉の階段盛りコース3500円は人気メニューを詰め込んだコースで、インパクトのあるビジュアルが話題となっている。
 また、よいち満腹定食1200円、やみつきハラミ定食1600円、カルビ三昧定食1496円などのランチメニューも、売上アップの一翼を担っている。

3.店長の意志と信念
 横田マネージャーは、肉のよいちをお客様から圧倒的に支持される店にするという強い信念をもっている。QSCの徹底力を上げるとの意思を貫き通すことで、店の信頼度を高めようとする信念。執念にも似た彼の固い意志がスタッフ全体に浸透し、売上の好調を維持させている。

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横田マネージャーの“ちょっといい話”

★常連さんはこうして生まれる
 横田マネージャーがランチ準備のため外の幟(のぼり)を立てていた時、一人のシニア男性から声をかけられてどんな店なのか尋ねられ、説明したことがある。その人は1週間後に来店し、「店長さんが私の話を聞いてくれて、お店の説明をしてくれました。その時の対応がとても良くて嬉しかった。ありがとう」と語り、その後も毎週名古屋への出張時に訪れる常連客となった。

★卒業した人も訪れる
 3月に、大学4年生7人の送別会を行った。そのうち3人がアルバイトリーダーだった。「この店で働けて本当によかったです。勉強になりました。ありがとうございました」と、全員が感謝の言葉をたくさん述べてくれた。
 この店には卒業したスタッフもよく顔を出してくれるし、食事にも来てくれる。ずっと心でつながっているのだ。

★責任感の強いリーダー
 ピークが続いて大変だったある週末の閉店後、横田マネージャーは女性の新人リーダーが泣いているのに気づいた。「今日は私のせいでうまく回せなかった。何が悪かったのだろう」と言う。悔しくて泣いていたのだ。責任感の強さの表れである。横田マネージャーは「あの状況でうまく回すのは社員でも難しい。昨年までのリーダーたちも、最初はみんな悔しい想いをしたんだよ」と励ました。
 このようなリーダーが何人もいる店だからこそ、売上が向上していくのだ。「リーダーのレベルが高くなることで、オペレーションに余裕が生まれます。そうすると売上は向上していきます」と、横田マネージャーは語る。

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大切にしているのは感謝の気持ち

 横田マネージャーに、店舗運営で気をつけていることを伺った。それは「感謝の気持ちを大切にする」ことだという。
 お客様に対しても、スタッフ同士でも、「ありがとう」という感謝の言葉が大事。感謝の気持ちを大切にして常にそれを言葉で示すから、店の空気はますます良くなる。「ありがとう」があふれる店なのである。
 スタッフとのコミュニケーションで第一に挙げられるのは、月に1回の飲み会だ。深夜にもかかわらず全員参加する。焼肉もドリンクも楽しめるし、新メニューの試食も行う。リーダーのメンバーとは仕事の話もするが、基本的にはみんなで楽しんで盛り上がるのだ。労働時間の長い人を優先として、じゃんけんで勝った人にはディズニーのペアチケットをプレゼントする。
 横田マネージャーの「ほめる」と「叱る」のバランスは3対7で、叱ることのほうが多い。だが叱った後はその空気を引きずらないように配慮している。気づいたその時その場で短くカラッと叱るし、叱った理由を論理的に説明もする。

 横田マネージャーの夢をお聞きした。マネージャーとしては、今後店舗が増えていくので、優秀な店長や統括マネージャーを育てたい。個人としては、将来的に自分の店を持ちたい。そんな夢を想い描いているとのこと。
 3月の売上は1600万円を突破した。売上更新中である。
 いい話をありがとう、横田統括マネージャー!

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