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大学卒業後、印刷会社に就職するも“人を幸せにする仕事ではない”と感じ3年で退社。台所に立つのが好きだったこともあり、“お好み焼き屋をやってみよう”と独立意志が生まれる。大阪の有名鉄板焼店にてアルバイトをしたのち、わずか9坪のお好み焼屋をオープン。
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店が友人の集いの場になり、営業にならないため1年で閉じることに。知人がいてはまた失敗すると、単身東京へ。物件探しに苦労しつつ、並行してお好み焼き屋でアルバイトをしてノウハウを身につけ、原宿にようやく“お好み焼き TEN”オープン。
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営業時間を0時から朝6時に設定し、他の飲食店からのスライドによる集客により店が軌道に乗る。2号店目出店時に趣味のトライアスロンを通じて、花崎(現在の右腕となる副社長)と出会う。2人で考えた“楽しく仕事をする方法”(=女性客に多く来店してもらうためには筋肉・笑顔・面白いトーク)によってファンを確実に増やしていく。
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会社設立。その後、順調に出店を重ねていくが、バブルがはじけて売り上げが停滞し苦境に。新しく手掛けた中華業態が鉄板焼業態とは勝手が違い(料理人が強い世界であり、ホールとの連携がうまく行かない)、1億円の損失を出し失敗。3年かけて黒字に持ち直す。
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失敗の連続。一番きつい時期を過ごす。会社の規模が大きくなるにつれて、マネジメントの再構築、人材教育の必要性をひしひしと感じ、06年度から新卒採用も開始。システム作りに力を入れる。
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「商売」は「笑売」であるをモットーに、鉄板焼を目の前で焼いてお出しするなど「お客さんに楽しんでもらう」営業スタイルを徹底。また従業員にも「楽しんで仕事が出来る要素」が大切と考え、実働8時間制の月8日休みなど待遇を充実させている。海外出店も視野に入れており、将来的には、自身の経験を活かし実地でのコンサルティング業務を手掛け、評価される店を作ることが目標。