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東京都の門前仲町にて育つ。父親が事業を経営していることもあり、幼い頃から“父を越えたい”“社長になりたい”という夢を抱く。
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お菓子作りを趣味としていた学生時代。当時の彼女に作ったケーキを渡したところ、すごく気に入ってくれた。誰かに自分の作ったものを食べてもらう、喜びを感じた原点だった。高校は普通科ではなく“食物科”へ進もうと決断したキッカケとなった。
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期待に胸を膨らませ進学した食物科だったが、思い描いていたものとは違った。作ったものを食べてもらうことに喜びを感じるのであって“料理を作る”作業が好きなのではないと気がついた。それでも18歳で調理師免許を取得、周りの流れもあり、大学へは行かず外食企業へ就職した。
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焼肉業態のキッチンを担当したが、厨房にこもりっぱなしの仕事は自分の理想とは真逆だった。“料理を作ることの意味”を見失い、数ヶ月で退職。その後、フリーターをしながら自分探しの日々。固定客の多い地域のコンビニで働くうちに“接客が好きだ”と感じ始め、飲食の経験+接客=カフェでの独立を決意。
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老舗が多く、新しい店をやるにはチャレンジ精神が必要な土地である「神田」と、学生時代から良く来ていた馴染みのある土地「秋葉原」の間で「issa」オープン。コーヒーが苦手だったため、日本茶カフェという発想を思いつく。当初は客が入らなくて苦労の連続だった。メニューの改善や、ビラ配りなど様々な工夫をしてお客を獲得していく。
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サイドメニューであった「豆乳」メニューが、健康ブームにのって評判になり、現在はメインメニューとして女性を中心に人気が出ている。お客様との接点の中でメニューを思いたり、お客様に喜んでもらえる。今は本当の意味での料理の楽しさを感じている。家に帰るのは月2日程度というほど忙しいが、充実した日々を過ごしている。