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第13回 株式会社ブライトアンドエクセル 代表取締役 湯澤忠則氏
update 08/05/27
有限会社ブライトアンドエクセル
湯澤忠則氏
株式会社ブライトアンドエクセル 代表取締役 湯澤忠則氏
生年月日 1970年、神奈川県生まれ。
プロフィール 大学時代に宅地建物取引業の免許を取得し、不動産業界に就職。当時不動産業を事業の柱としていた(株)レインズインターナショナルに入社し、2年後、不動産事業部から飲食事業部へ転向。「牛角」ブランドの立ち上げから成功へと導く。2003年、当時(株)レインズインターナショナルの100%子会社だった(株)アートフードインターナショナルに代表取締役として就任。2006年12月、グループの持ち株会社レックスホールディングスのMBOに伴い、旧アートフードインターナショナルとして運営していた事業を譲り受け、株式会社ブライトアンドエクセルの代表として運営を行っている。
主な業態 「FishBankTOKYO」「焼肉銘菜 星遊山」など
企業HP http://www.artfood.co.jp
徹底した顧客管理を生かした“パーソナル・サービス”が魅力の会員制業態や、人気の和牛・もつ料理店、高級焼肉店、バーラウンジ、高級レストランなど、異なるコンセプトの業態を現在5ブランド9店舗、展開している株式会社ブライトアンドエクセル。不動産業出身の湯澤社長は、(株)レインズインターナショナル勤務時代には常務取締役を務め、「牛角」ブランドの大躍進の一翼を担った凄腕経営者だ。現在は“外食業界のLVMH”を目指し、ブランド強化に熱心に取り組んでいる。

レインズで「牛角」の成功から、高級レストラン業態へ転身。汐留高層階の6億円の投資プロジェクトに挑戦!

 もともと不動産業に興味のあった私は、大学時代に宅地建物取引業の免許を取得し、不動産会社に就職しました。後に勤務することになる株式会社レインズインターナショナル(以下レインズ社)は、当時はまだ不動産事業をメインとしており、同業界のつながりから私はレインズ社と出会い、同社に入社したのです。
 入社後2年間ぐらいは賃貸管理などの不動産業務をこなしていました。しかし焼肉居酒屋「牛角」が躍進するにつれて、人手が必要となり飲食事業へ転向することになりました。私は学生時代、飲食店でアルバイトをした経験があり、“飲食店の楽しさ”を肌で感じていたので、業界転向にはそれほど抵抗感はありませんでした。
 最初に経験したのは現場運営。ユニフォームを着て店舗でオペレーションを経験。その後は直営店の統括者やFC店舗のスーパーバイザー、さらに本部機能を強化するための仕組み作りやマニュアル作り、SV指導など、ゼロから生み出すような仕事を多く経験しました。
 「牛角」が100店舗を達成する頃には、商品開発や物流システムの構築に取り組み、店舗ごとに行なっていた食材発注を一括で行なうことでスケールメリットの活用と物流の効率化を実現しました。さらに「しゃぶしゃぶ温野菜」や「とりでん」などの新業態開発にも携わるなど、会社のスピード成長とともに、1000店舗を超える外食チェーンに次々と必要となる業務の構築・経営に参画してまいりました。
 一方で、当時レインズ社の子会社だった株式会社アートフードインターナショナル(以下アートフード社)では高級レストランを展開してました。2003年には約6億円という巨大資本を投入して東京・汐留に「Fish Bank TOKYO」と「MAJESTIC」、「焼肉銘菜 星遊山」を出店しようとしており、より強固な体制を構築することを急務としている状況で、同年、私がレインズ社からアートフード社の代表に就任しました。
 客単価3000円台の「牛角」から一転、客単価1万円以上の高級レストランへ。客層もサービスもまったく異なる新世界への異動でした。“職人不在”をオペレーションの特徴にしていた「牛角」とは相反し、アートフード社には職人気質の強いシェフやマネージャーが勢揃いしている世界。最初はこの違いに戸惑いましたが、長年プロフェッショナルとしてひとつの仕事を継続してきた職人たちの技術に感動し、敬意を払うようになりました。
 こういった方々のベクトルを「会社の成長のために」というひとつの方向性に集中できたら、ものすごいパワーになるのではないかと未曾有の可能性を感じました。私自身が包丁を握ることはできないし、第一線でプロとしてお客様をおもてなしするスペシャリストではありません。しかし、だからこそ顧客に一番近い存在として、お客様の視点でスタッフを導いていく使命を持っていると考えています。

現場力、多様性を武器に「業界のLVMH」を目指す!

当社の強みは
・ サービス・調理のプロフェッショナルを有していること
・ 現場の店長・料理長の現場力:裁量権をもって業態のブランディングに取り組んでいること
・ フレンチ・和食・焼肉・バーラウンジ・会員制業態といった業態や単価の幅をもった多様なブランド展開力
 であると考えております。
 また他社にない差別化の大きな要素の一つとしてコンシェルジュ的なハイクオリティー接客。当社の一部の店舗は会員制になっており、“究極の顧客管理”を実践しています。一般的に会員制というと、リッチなステイタスを得るものと思われがちですが、当社ではあくまでも“紹介制”を目的としています。会員様からご紹介のあった方のみ会員になれるという仕組みで、入会費や会費は一切かかりません。
 会員様が普段どんなワインを飲まれて、どんなシガーを好まれるのか。またどのような交友関係があるか、といった顧客情報はすべて把握しているので、徹底した“パーソナル・サービス”でもてなしています。お客様を熟知しているからこそできる“あなたのためだけ”の質の高いサービスの提供が当社の会員制事業の最大の特徴強みです。
 例えばカラオケを楽しまれるお客様が、「この歌にはサングラスが必要だ」とおっしゃられれば、すぐにタクシーに乗って深夜営業の店に行き、サングラスを買ってお渡しします。あるいは、お客様が「ラーメンが食べたい」とおっしゃれば、近所のラーメン店に買いに行って提供する、といった具合です。
 当社の顧客ターゲットは30〜40代の“遊び上手”な方々。ある一定のターゲットのさまざまな利用動機に合わせた今までにない業態を展開していくのが当社の一つの方向性です。中でも好調なのが、旗艦店である東京・汐留の「Fish Bank TOKYO」。同店では“三毛作”を実現し、好調に業績を伸ばしております。
 三毛作とは・レストラン、・バーラウンジ、・ブライダル。
 汐留シティセンタービル41Fの高層階に位置する魅力的な空間を時間帯・曜日ごとに三つの業態に変化させ、店の稼働率を高めているのです。  その結果レストランとして非常に収益性の高いビジネスモデルを構築しております。一店舗でありながら、スタッフにはさまざまなシーンでの活躍のポジションが用意されているので、多くのことを幅広く学べる店舗として大変魅力的な環境です。
 ちなみに当社ではさまざまな社員教育制度を実施しております。仕事の進め方やマネジメント、リーダーシップに関する勉強会に加え、最近始めたものをひとつご紹介すると、社員やパートナーが私と一緒にライバル店や話題の繁盛店などに出かけて食事をする「ベンチマーク会食」を実施しています。自腹ではなかなか行けない高級店にも会社負担で行くことができ、お客様に支持されるお店のポイントを共に体感して学び、またコミュニケーションを密に深めております。
 今後当社では、さらに会社自体のブランド力を高めたいと考えています。プロの技術、多様なブランド展開力、“パーソナル・サービス”を魅力のひとつにしながら、外食業界で他にない地位を築いていきたいと考えています。いわば“LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーグループ)”のような一つ一つがお客様に愛される強いブランドの集合体を目指しているのです。ですので他業界でブランディングを経験された方々などとも、これからはコラボレーションをしながら、飛躍してまいりたいと考えております。

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