私たちの思い

かけがえのない店づくり(まず、はじめに)

私たち人間には個性があり、それぞれに必要としている人たちがいます。まったく同じ人は、世の中には一人もいません。
私たちが目指す店づくりも、それと同じ考えに基づいています。

来店される方に「この店じゃなければ…」と感じてもらうこと。お客さまの心のよりどころや、生活の一部になること。そこに最もチカラを入れています。
人のマネばかりする人も、外見を気にしすぎる人も、嘘をつく人も、見栄っ張りも、お調子者も、人から好かれません。店も同じだと思うのです。

『かけがえのない店づくり』…それは、見せかけだけにとらわれることなく、お客さまが求めているであろうことに対して真摯に取り組むことからはじまる。それが、私たち仕事の姿勢です。

深く、深く、もっと深く。(根本的な考え方)

ブームになる前から立ち飲み屋をはじめたことや、高級とんかつなどが話題になったことで、私たちは一見変わったことをしている会社と思われるようですが、それらはすべて“飲食”に対して真正面から取り組んだ結果なのです。

奇をてらうのではなく、安易に流行を追うことなく、どうしたらお客さまに受け入れられるのかと何度でも考え抜く。そうすることで誰も考えつかなかった答えに出会い、結果的に斬新なお店になるのです。

残念なことに、飲食業はいまだ社会的地位が高いとは言えません。だからこそ、どんなお店を作るときも徹底的に悩むのです。そうすることで、お客さまから尊敬される、誇り高い店作りができると思っているのです。

社長は細かいことに口出ししない。(評価について)

私たちのお店は、独立採算制です。そして、店舗業績のうちどれだけ貢献したかがスタッフの評価基準になります。
ですから、社長は細かいことに口出しはしません。ここに書かれているような価値観や考え方さえブレなければ、あとは全て現場に任せています。顧客満足に繋がると思えば、定休日を変えたって、ランチ営業をやめたって、メニューを一新したってかまいません。

もちろん責任は伴いますし、大変な部分も多いでしょうが、それは自分自身が大きく成長するチャンスでもあります。将来独立を視野に入れている人ならば、経営者感覚を身につけることだってできるはずです。

積極的に仕事に取り組んでいる人には、大きく飛躍できるチャンスを与えたい。スタッフが常に志を高く持ちながら胸を張って仕事に取り組んでいける、そんな会社でありたいのです。

モノづくりではなく、コトづくり。(私たちはライフスタイルカンパニー)

私たちが業態開発をする上で、いつも目指していることがあります。
それは、「人々の生活を変えるもの」「飽きられず長続きするもの」「簡単に真似できないもの」であること。それらを満たした店が、“かけがえのないお店”なのです。

私たちは、自分たちを「飲食業」だとは思っていません。
私たちは「ライフスタイルカンパニー」。私たちの商品は、食べ物や飲み物など「モノ」ではなく、私たちのお店を通じて提供する「まったく新しい、豊かな生活」=「コト」なのです。そしてそれが間違っていないことは、創業7年で200を越えるマスコミの取材を受けていることや、日本中からわざわざお客様が来店されることが証明しています。

業態開発も、日々の店舗運営も、お店づくりは単なるモノづくりではありません。私たちは、来店される方と働く人が、いつもイキイキできる場所づくりに取り組んでいます。