外食・飲食業界をリードする企業の社長の生い立ちから生き様、独立までの軌跡を紹介するシリーズです。

月刊「飲食店経営」
     田中司朗プロフィール

がんこ和歌山六三園 福島 陽介 支配人(36歳)


六三園は、明治から昭和初期にかけて株の相場師として活躍し「北濱の今太閤」と呼ばれた松井伊助が、63歳の祝いに建てた屋敷だ。戦後米軍に接収され、一時指令本部として使用されたこともある。その後料亭として使われ、2005年にがんこ和歌山六三園としてオープンした。庭は2000坪の回廊式庭園で、四季の移ろいを五感で感じさせる見事な造りとなっている。

がんこ和歌山六三園は、がんこフードサービス(株)の2007年度QCサークル活動表彰において、2つのサークルが表彰された優良店だ。この店を率いるのは、一昨年10月に枚方店から異動した福島陽介支配人である。

福島支配人に最初に伺ったのは、枚方店での次のような感動エピソードだ。

ある夜、50代の男性客が一人で来店し、二人分の料理を注文した。後から連れの客が来店するのかと思って様子を見ていたが、どうやらお一人らしい。しかし何となく誰かと食事をする雰囲気なのだ。そこで、お茶もおしぼりもビールのグラスもすべて二人分用意し、おしぼりの交換も二つというように、あくまでも二人のお客様を想定し、あたたかくおもてなしをした。お客様はそのサービスに感激し、「よく気が付いてくれたねえ。亡くなった家内を連れてきたかったんだよ。二人で食事を楽しんだつもりになれて、本当に感謝します」と語ってくださった。素敵な思い出の時間に立ち会えたことが嬉しい、と福島支配人。心に響くいい話だ。



店舗プロフィール

店舗名がんこ和歌山六三園
所在地/〒641-0045 和歌山県和歌山市堀止西1-3-22
TEL/073-422-7163
敷地/2000坪 建坪/280坪
客席数/300席
営業時間/11:00~22:00
平均月商/500万円
客単価/ランチ 2,800円 ディナー 5,800円
従業員数/正社員14名 P/A 56名




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