外食・飲食業界をリードする企業の社長の生い立ちから生き様、独立までの軌跡を紹介するシリーズです。

　魔法の王宮レストラン『アラビアンロック』は、「煌びやかで幻想的なアラビアンナイトの世界」をコンセプトとするエンターテイメント系居酒屋だ。
　店(魔法の都)の入口は「開けゴマ」の呪文で開く。足を踏み入れるや魔法をかけられ、男性客はキング、女性客はクイーンとなって王宮に招待される。へそ出しコスチュームの女性にエスコートされ、店内中央にそびえるレインボーピラミッドへ。
　ＢＧＭはアラビア風かつディズニー系。アラビア語も使われており、ユニークで楽しい演出がいっぱいだ。客席は全室個室で、ゆったりと寛げる。
　アラビアンロックを経営するのはヴィア・ホールディングスグループの(株)ＮＢＫ。管理本部の山本義一部長が「理想的な実力店長」と太鼓判を押したのが、今回登場する大宮店の菅谷剛志マネジャーだ。平均月商の１６００万円を２４００万円、（売上前年比を１２８％）にアップさせ、ミステリーショッパーでは社内関東地区２位、従業員定着率も抜群と、数々の実績を積み重ねている強者である。