外食・飲食業界をリードする企業の社長の生い立ちから生き様、独立までの軌跡を紹介するシリーズです。

　藤一番は、エクサグローバルフーズ株式会社(牧野正義代表)が東海地区を中心に37店舗を展開するらーめんチェーンである。カメのキャラクターが庶民的な「街のらーめん屋さん」として、愛知県内ではすっかりおなじみだ。いつも元気いっぱいの挨拶と温かい笑顔で迎えてくれるので、常連ファンがとても多い。
　経営理念は『感動の創造』。「感動の商品・款動のおもてなし・歓働の私達・観動の志。素晴らしいライフスタイルは素晴らしい感性を生む。素晴らしい感性は素晴らしい人々を造る。素晴らしい人々は素晴らしい感動を創造できる。お客様、従業員、業者の方、そして地域社会の方と共に、感動を創造します」と謳っている。
　メニューのベスト３は、しょうゆらーめん、とんこつらーめん、ピリ辛とんこつ醤油らーめん(いずれも６５０円)。 セットメニュー（サラダ付きのミニ丼セット）が好評だ。
　今月は、売上前年比を４年連続伸長し、社内コンテストでは何度もナンバー１を獲得している、南陽通店の弦卷孝典店長にお話を伺った。