外食・飲食業界をリードする企業の社長の生い立ちから生き様、独立までの軌跡を紹介するシリーズです。

　HUBは、低単価・高頻度というコンセプトで運営される英国風PUBで、株式会社HUB(太田剛代表)により現在71店舗を展開中。居酒屋不況の中、増収増益を続ける好調業態だ。
　｢PUB｣は｢Public House｣の略。｢公共の場所｣や｢みんなの家｣という意味だ。老若男女を問わず様々な人びとが自由に集まり、お酒や軽食を楽しむことができる社交の場として、イギリスやアイルランドで発達した。
　「仕事を終えたビジネスマンたちがビール片手に集まってくる。つまみはフィッシュ＆チップス。2杯目はギネスにしようか、ハブエールにしようか?おしゃべりに興じ、音楽に耳を傾け、気の会う仲間たちと過ごす夜はあっという間に過ぎて行く」…これがHUBのシチュエーション。成功している企業には、こういった魅力的なストーリーのお膳立てがある。
　今月は、毎月のように月商を伸ばし、HUBの中でも稼ぎ頭として注目される、渋谷2号店の神谷英樹店長にお話を伺った。